tab.inc.php †
名称 | タブ表示プラグイン |
---|---|
ファイル | tab.inc.php |
バージョン | 1.11 |
対象サーバー | PukiWiki 1.5.3 / PHP 7.4 / UTF-8 |
対象ブラウザー | Firefox, Chrome, Safari, Edge 各最新版 |
ライセンス | GPLv3 |
ページをタブ表示するPukiWiki用プラグイン。
タブをクリックすると該当ページをロードして表示を差し替えます。タブをダブルクリックすると該当ページのURLに遷移します。
インストール †
tab.inc.phpをPukiWikiのpluginディレクトリに配置してください。
使い方 †
#tab([ラベル1>]ページ名[,[ラベル2>]ページ名2][,...])
ラベルとページ名の組をカンマで区切って必要なだけ羅列する。
ページ名はタブ表示したいページの名前(Hoge、Fuga/Piyo等)。
ラベルを省略するとページ名がタブのラベルとなる。
使用例 †
#tab(プロフィール>Profile,履歴>History,連絡先>Contact)
※Programのページで使用しています。ご確認ください。
ご注意 †
- 本プラグインを挿入できるのは1ページにつき1箇所のみです。
- ループする恐れがあるため、タブの入れ子、つまりタブで読み込むページ内にさらにタブを表示することはできません(強制的に無効化される)。
- 注釈表示領域にはタブで読み込まれたページの注釈が表示され、本プラグインを挿入した元ページの注釈は表示されません。
- JavaScriptが有効でないと動作しません。
設定 †
コード内の下記の定数で動作を制御することができます。
定数名 | 値 | 既定値 | 意味 |
---|---|---|---|
PLUGIN_TAB_RESTRICT | 0 or 1 | 0 | 本プラグインの実行を凍結/編集制限ページ内またはPKWK_READONLY下に制限する |
PLUGIN_TAB_ALLOW_DOUBLECLICK | 0 or 1 | 1 | 該当ページのURLに遷移するタブダブルクリック機能を許可 |
PLUGIN_TAB_TIMEOUT | 数値 | 10000 | ページをロードする際のタイムアウト時間(ミリ秒)。0なら設定せず |
PLUGIN_TAB_ALLOW_DEFAULTSTYLE | 0 or 1 | 1 | タブに既定のスタイルを適用 |
PLUGIN_TAB_NOTEID | 文字列 | 'note' | 注釈表示ブロック要素のID |
PLUGIN_TAB_NOCACHE | 0 or 1 | 1 | ロードするページ情報のブラウザーキャッシュを明示的にオフ |
default.ini.phpへの設定 †
本プラグインの定数設定(ファイル内の下記のような行)は、PukiWikiルートディレクトリにある標準設定ファイルdefault.ini.phpにも記述することができます。本プラグインの定数設定行をdefault.ini.phpの末尾にそのままコピーしてください。default.ini.php側の設定値が優先されます。
///////////////////////////////////////////////// // ○○プラグイン設定(○○.inc.php) if (!defined('PLUGIN_○○_×××)) define('PLUGIN_○○_×××', △);
設定をdefault.ini.phpに記述することで、プラグインをアップデート(ファイル上書き)するたびに値を書き直す必要がなくなります。また、設定がdefault.ini.phpに集中することで、運用中の設定管理も楽になります。
凡例 †
プラグインの引数は下記の書式で表現しています。
- [] … 省略でき必要に応じて記述します
- | … |で区切られた項目のうち1つを記述します
- {} … 中カッコ内の引数は任意の順序で記述できます
改版履歴 †
- バージョン1.0
- 初版
- バージョン1.04
- タブのダブルクリックによる該当ページへの遷移機能を追加
- バージョン1.1
- エイリアス書式に合わせ、引数の順序を「ページ名>ラベル」から「ラベル>ページ名」に変更
- リロードしても元に戻らないよう、選択したタブをURLに保持する
- ページに含まれるscript要素をなるべく実行する
- ページ内容により正常に表示されない不具合を修正
- バージョン1.11
- リソースを常にGETメソッドで取得するよう修正